実家で感じる「今」を大切に
昨夜から、久しぶりに実家へ行ってきました。
私の父は78歳、母は77歳。年齢を重ね、「体力の衰えは感じる」と言いながらも、二人とも大きな病気もなく、健康に気をつけながら過ごしています。
私の家から実家までは、車で1時間半ほど。
1ヶ月に1度は、両親の顔を見に帰るようにしています。
夜勤明けの訪問でも、迎えてくれるあたたかさ
この日は夜勤明けで帰宅後、仮眠をとってから大学の授業を受講し、そのまま実家へ。出発が遅くなってしまい、到着は20時半を過ぎてしまいましたが、両親は私のために夕食を用意して待っていてくれました。
母の丁寧な手料理を囲み、父・母・私の3人で過ごす団欒のひととき――
私にとって、この時間は心がほっと安らぐ、大切な時間です。
たくさんのことを教えてくれた人たち
これまで、両親には本当にたくさんのことを教えてもらい、支えてもらってきました。
そのおかげで、今の私があります。だからこそ、これからは少しずつでも恩返しができたら、と最近よく思うのです。
予科練平和記念館で過ごしたひととき
一晩泊まり、今朝は母が毎日作っている健康サラダとコーヒー牛乳、トーストという、シンプルだけれど心が満たされる朝食をいただきました。
その後、母が「一度行ってみたい」と言っていた、茨城県阿見町の予科練平和記念館へ3人で出かけました。
予科練とは、「海軍飛行予科練習生」の略で、戦時中の若者たちの姿を通して、命の尊さや平和の大切さを学ぶ施設です。
2月には広島平和記念公園も訪れましたが、今回も改めて、戦争の悲しみと、今ある平和の尊さについて深く考える時間になりました。
見失いがちな「大切な人への思い」
介護をしていると、毎日の大変さや疲れで、心に余裕がなくなることがありますよね。
思わず苛立ってしまったり、「どうして自分ばかり…」と感じてしまう日もあるかもしれません。
私はまだ両親の介護をしていませんが、介護福祉士として働く中で、
ご家族を支える方々の苦労や、その奥にあるたくさんの想いにふれることが多くあります。
だからこそ、私も考えるのです。
これまで私を支えてくれた大切な人たちに、これから自分は何ができるのだろう――と。
介護に向き合うあなたへ
もし、今介護のことで悩んだり、疲れたりしている方がいたら、
その気持ちはきっと「大切な人を想う心」から生まれているのだと思います。
思うようにできない日があっても、完璧じゃなくても、
一緒に過ごしている時間、その一つひとつが、
ご家族にとっては何より嬉しい、かけがえのないものになっているはずです。
どうか、頑張っているご自身のことも、少しだけでも大切にしてあげてください。
ささやかな日常が、何よりの宝物に
私は、これからも両親と穏やかな時間を大切にしていきたいと思っています。
介護に向き合う皆さんの思いにも、少しでも寄り添えたら嬉しいです。
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