メンタルケア– category –
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感情失禁とは?涙を止められないあの瞬間に寄り添うために
「また泣いてしまって…」 「さっきは笑ってたのに、急に怒り出して…」 在宅介護をしていると、こんな場面に何度も出会うかもしれません。 認知症の母親が急に涙を流したり、笑ったかと思えば怒り出したり…。そんな感情の揺れに、どう対応すればいいのか、... -
最期の時間に、そばにいられてよかった
ある夜勤の日、ターミナルケアを受けていた利用者様との時間が、私の中で大きな意味を持ちました。 その方はとても小柄で、どこかお人形のように可愛らしい印象の女性でした。 しばらく前から、もう口から食べることができなくなり、食事や水分の摂取を拒... -
「もう限界」と感じたときに読む記事――介護を一人で抱え込まないために
介護の現場には、「限界」という言葉が決して遠いものではありません。 特に、認知症のご家族を一人で介護していると、毎日の生活がまるで綱渡りのように感じることもあるでしょう。 今、この記事を読んでくださっているあなたも、 「もう無理かもしれない... -
「隣人の声に気づいた日」――認知症介護の現実と、私たちにできること
ご近所さんとの何気ない立ち話から、思いがけず、胸が締めつけられるような話を伺いました。 「主人が認知症でね…」 表情は穏やかでも、その奥にある疲れと孤独がひしひしと伝わってくる――そんな瞬間でした。 今この記事を読んでくださっているあなたも、... -
【50代からの完全禁煙】今からでも遅くない、体と心が変わる一歩
やめたいと思った今が、はじめどき タバコを吸っている理由は、人それぞれ。 「イライラを抑えるため」 「一人の時間に落ち着くから」 「長年の習慣で、やめるタイミングを逃してきた」 50代、認知症の親の介護と仕事に追われる中、喫煙は数少ない“逃げ場”... -
“家に帰りたい”と繰り返す認知症の母に、どう寄り添えばいい?──私の経験からあなたへ
義母の「家に帰る」に戸惑った日々 義母が認知症を患っていたころ、施設からの通院のたびに、夫が外出に付き添っていました。病院では穏やかに過ごせても、施設に戻ると必ずと言っていいほど、車から降りようとしないのです。 「私はここには戻らない」「... -
認知症になっても、私たちは“人”としてそこにいる ── 揺れる心と向き合う日々
認知症の方と日々向き合う中で、「どう関わればいいのか」と悩む瞬間はありませんか? 私自身、義母や職場での認知症の方との関わりを通してその難しさと深さに何度も直面しました。 短期記憶は失われても、思いやりや気遣いといった「人としての土台」は... -
義母の被害妄想と向き合った日々|認知症介護の体験から学んだ接し方
「認知症の家族に、どう接していいかわからない…」 「突然、被害妄想のようなことを言われて、傷ついてしまった…」 そんな経験に心を痛めている方も多いのではないでしょうか。 私自身、家族で義母の被害妄想に悩み、何年もの間、義母との関係が途絶えてし... -
介護現場の現実と、優しさのスイッチ
介護の仕事をしていると、「もう限界かも」と感じる瞬間に出会うことがあります。 今回は、私が夜勤明けの早朝に経験した出来事から、介護現場の現実、そして利用者様と介護者、それぞれの感情と尊厳について考えてみたいと思います。 介護現場での夜勤明... -
健康と向きあう程よい飲み方
介護という現実の中で、お酒が心の支えになっている人は少なくありません。特に、男性が一人で認知症の親を介護しているような状況では、仕事と介護の板挟みのストレスから「夜の一杯」が欠かせないものになっていることもあるでしょう。 「お酒ぐらい、い...
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