メンタルケア– category –
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記憶力を試そう:7桁チャレンジで今の自分を感じる
「最近、人の名前が出てこない」「買い物の途中で何を買うんだっけ?」 そんな瞬間、誰にでもあります。 でも、それは“衰え”ではなく、人の脳の自然なしくみなんです。 今回紹介する「記憶力チェックゲーム」は、その仕組みを楽しく体験できる小さな実験。... -
ヨガがくれた心の変化:自分を大切にするということ
ヨガの時間は、私にとって心を落ち着けるための、大切な“自分だけの時間”です。 ヨガをしていなかった頃は、自分のことを見つめ直す機会など、ほとんどありませんでした。 心身ともに疲弊していることには気づいていましたが、「耐えなければいけない」と... -
長崎を巡る家族旅行:歴史と信仰に触れて、心を洗う3日間
広島に続き、今回の旅の目的は「歴史を知ること」でした。 長崎では戦争や原爆の悲劇だけでなく、信仰の自由がなかった時代を生きたキリシタンの人々の強さにも触れることができました。家族で歩く時間の中に、忘れてはいけない人間の尊厳を感じる旅でした... -
介護で家がゴミ屋敷に?残された家を片付けながら気づいた心の整理法
介護が長引くと、誰もが家の片付けにまで手が回らなくなることがあります。その結果、気づけば「ゴミ屋敷」と呼ばれるような状態になってしまうことも。今回ご紹介するのは、義母と義理の兄が暮らしていた実家を片付ける中で気づいた、「物を片付けること... -
介護の現場で誤薬をしてしまった私が学んだこと:失敗から考える安心の工夫
介護の仕事では「絶対にしてはいけない」と思っていることがあります。その一つが服薬ミスです。私は先日、夜勤明けの朝に誤薬をしてしまいました。大きな影響はなかったとはいえ、決して許されることではありません。自分を責める気持ちは今も消えません... -
AIで残る「声」──もし、あなたの大切な人がアバターになったら
夏休みがやっとやってきました。大学の期末テストを乗り越えて、心と身体を少し休められる時間です。振り返ってみると、今学期で一番印象に残った授業は「生成AI概論」でした。 とくに心に残ったのが、「バーチャリー・パーキンソン」というプロジェクトで... -
娘の退院と気づき:入院生活が残した“もうひとつの影響”
「やっと退院できたね」 そう声をかけながらも、娘の歩く様子を見て私は少し驚きました。あんなに元気だったのに、わずか半月の入院生活で足取りはふらつき、表情もどこか疲れたまま。病気そのものが回復に向かっていた一方で、“別のダメージ”が確かに残っ... -
「ありがとう」がつなぐ心:96歳の願いが叶った日
施設で働いていると、日々さまざまなご利用者様と出会います。 その中には、心に深い思いを抱えながら過ごしている方もいます。 「こんな思いをするくらいなら、死んだほうがましだ」 「なんでここにいるのかわからない。訳がわからない」 「家に帰りたい... -
娘の入院から学んだこと:当たり前の日常の尊さを見つめて
「一時的な腰痛だろう」 最初は私も娘もそう思っていました。 でも、その日のうちに娘は全く動けなくなり、入院することになりました。 娘の痛みは、どう見ても普通の腰痛ではありませんでした。 「これはただの腰痛じゃない、何かおかしい」と感じて、救... -
夜勤中の転倒事故を経験して思うこと:介護者の「もっとできたかも」に寄り添って
夜勤の静かな時間。 利用者さんの居室から突然、ゴンという音が聞こえた時の胸のざわめきを、私はきっとずっと忘れないと思います。 自立歩行ができる方でしたが、夜中に起き上がった際に転倒し、顔を血だらけにして倒れていました。頭を打っていたので頭...
