子どもたちが成長し、それぞれの生活を歩き始めた頃、少しずつ自分の時間について考えるようになりました。仕事や家族のことを中心に過ごしてきた日々から、自分が興味を持つことにも目を向けてみる。大学での学びも、そんな時間の中から始まりました。
子育てが一区切りして見えてきたもの
3人の子どもたちが皆大人になり、それぞれの生活を歩き始めた頃、ふと自分の時間について考えるようになりました。
子育てをしながら仕事や家事を続けていた頃は、目の前のことをこなすだけで一日が終わることも多く、「自分がこれから何をしたいのか」をゆっくり考える時間は、あまりなかったように思います。
そんな頃、友人に誘われてヨガに通い始めました。
身体を動かし、呼吸に意識を向ける時間は、久しぶりに自分自身に目を向ける時間でもありました。
そして少しずつ、「これからの時間に、何か新しいことをしてみたい」と思うようになりました。
大学で学んでみようと思った
ヨガを始めたことをきっかけに、ほかにも自分が興味を持っていることに目を向けるようになりました。
その一つが、ITやビジネスの分野でした。
テクノロジーがこれからの世界をどのように変えていくのか。以前からそんなことに関心があり、もっと知ってみたいという気持ちがありました。
オンラインで学べる大学を知り、「今からでも大学で学べるんだ」と思ったことを覚えています。
久しぶりの勉強には戸惑うこともありました。仕事や家のことと並行しながら課題に取り組むのは、思っていた以上に時間がかかることもあります。
それでも、これまで知らなかったことを知る時間は新鮮でした。
これまでとは違う世界を学んでみて
大学で学んでいるのは、介護や福祉ではなく、ITとビジネスです。
これまで福祉に関わる仕事をしてきた私にとって、それまでとは違う分野を学ぶことは、新しい世界を見るような感覚がありました。
特に興味を持っているのは、テクノロジーによって社会や暮らしがこれからどう変わっていくのかということです。
新しい技術について知ると、「こんなことまでできるようになったんだ」と驚くことがあります。その一方で、それを人がどう使っていくのかについて考えることも増えました。
そして、ITやビジネスについて学んでいると、これまで自分が関わってきた福祉の世界や、日々の暮らしについても、以前とは少し違った角度から見ることがあります。
ただ、大学で学んだことを何か大きなことにつなげなければ、とは思っていません。
知らなかったことを知ること。
自分とは違う考え方に触れること。
それまでとは少し違う視点で物事を見てみること。
学ぶことそのものが、私にとって新しい時間になっています。
大人になってから学ぶということ
若い頃の勉強と、今の勉強は少し違うように感じます。
試験や資格のためだけではなく、「これはどういうことなんだろう」と、自分が知りたいことから学びを広げられるようになりました。
もちろん、いつも同じように勉強できるわけではありません。集中できない日もあれば、ほかのことに気持ちが向く日もあります。
それも含めて、今の自分の生活の中に「学ぶ時間」があることを、以前より楽しめるようになった気がします。
子育てが一区切りしたところから始まった、自分のための時間。
ヨガを始め、大学に入り、ブログを書くようになり、その時々で興味を持ったものに少しずつ触れてきました。
この先、それがどこにつながっていくのかは、まだ私にも分かりません。
でも、何歳になっても「知らなかったことを知る」という時間は、思っていたより楽しいものだと感じています。
これからも、その時々で気になったことに目を向けながら、自分なりのペースで学びを続けていけたらと思っています。
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