50代からの健康習慣|湯船とやさしいヨガで、からだを整える

50代になって、以前より疲れが残りやすくなったり、体のこわばりを感じたりすることがあります。そんなとき、何か特別なことを始めなくても、毎日の暮らしの中にある小さな習慣が、からだを整える時間になるのかもしれません。

目次

50代になって感じる、からだの変化

若い頃にはあまり気にならなかったのに、最近は「少し無理をすると翌日まで疲れが残る」と感じることがあります。

運動しなければと思っていても、忙しい日にはそこまで気持ちが向かないこともあります。

健康のために何かを続けようとすると、それ自体が負担になってしまうこともあるのではないでしょうか。

私自身、ヨガをするようになってから感じるのは、たくさん動くことだけが、からだを大切にすることではないということです。

少し伸ばしてみる。
ゆっくり呼吸してみる。
温かいお湯につかって、力を抜く。

そんな時間も、からだを整えることにつながっているように感じています。

疲れた日こそ、湯船につかる時間を

疲れて帰ってきた日は、

「今日はシャワーだけでいいかな」

と思うことがあります。

湯船にお湯をためることさえ、少し面倒に感じる日もありますよね。

けれど、温かいお湯につかってみると、肩や背中に入っていた力が少しずつ抜けていくように感じることがあります。

湯船につかることは、体を温めるだけではなく、一日の忙しさから離れる時間にもなります。

毎日必ず入らなければ、と決めなくてもいいと思います。

今日は少し疲れたな、という日に、

「ゆっくりお風呂に入ろうかな」

と思えたら、それくらいでも十分なのかもしれません。

お風呂上がりに、少しだけからだを動かす

お風呂から上がったあと、まだ体が温かいうちに、私は軽く体を伸ばすことがあります。

本格的にヨガの時間をつくらなくても、ほんの数分。

気持ちよく伸びるところまで動いて、ゆっくり呼吸します。

ここでは、比較的取り入れやすい3つのポーズをご紹介します。

無理に形を整えようとせず、「気持ちいい」と感じる範囲で十分です。

キャット&カウ|背中をゆっくり動かす

四つん這いになり、呼吸に合わせながら背中を丸めたり、ゆるやかに反らしたりします。

大きく動かそうとしなくても大丈夫です。

背中や肩まわりがゆっくり動いていくのを感じながら、数回繰り返します。

チャイルドポーズ|少し休みたいときに

膝をついた姿勢から、無理のない範囲でお尻をかかとの方向へ下ろし、上半身を前へ倒します。

腕を前に伸ばしても、楽な位置に置いても構いません。

何かを頑張るというより、少し休むような気持ちで呼吸してみます。

ダウンドッグ|全身を気持ちよく伸ばす

四つん這いから、お尻をゆっくり上へ持ち上げます。

膝は伸ばしきらなくても大丈夫です。かかとが床につかなくても気にしません。

背中から脚にかけて、気持ちよく伸びるところを探してみます。

肩や手首などに負担を感じる場合は、無理をせず別のポーズを選びます。

続けることより、その日の自分に合わせる

健康のためと思うと、「毎日続けなければ」と考えてしまうことがあります。

けれど、疲れている日もあれば、体を動かしたい日もあります。

今日は湯船につかるだけ。
今日は少しだけ伸ばしてみる。
何もしないで早く休む日があってもいい。

そんなふうに、その日の自分の状態に合わせて選ぶほうが、長く付き合っていけるように思います。

50代からのからだとの付き合い方は、若い頃と少し違っていてもいいのかもしれません。

頑張って健康になるというより、自分のからだの声を聞きながら、心地よい時間を少しずつ暮らしの中に置いていく。

湯船につかったときや、体を伸ばしたときに「ああ、気持ちいいな」と感じられたら、まずはそれで十分なのだと思います。


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